プロジェクトに関わって下さった全ての皆様に感謝をこめて
「あれから○年」
キャッチフレーズのようにあちこちで聞いた言葉も今ではほとんど耳にしなくなりました。
そう、今日で「あれから4年」。
東日本大震災から1年後にこのプロジェクトはスタートしました。
日が経つにつれ、徐々にメディアの、世の中の、私たちの東北復興への関心が薄れていくのを感じていた頃でした。しかし、まだまだ私たちにできることはあるのではないかという思いが消えず、周りの友人たちに声をかけることから始めました。
すると人や情報が集まり、アイデアが生まれ、輪が広がり、具体的にどう動けばよいかが見えてきました。皆が被災地のために何かしたいという同じ気持ちを持っていたからです。
これまでに5回の支援活動を行いました。
震災後初めて石巻・女川を訪れた時には目の前に立ちはだかる瓦礫の山に愕然とし、自分の立っている場所にかつては家があり人々が生活していたかと思うと一歩足を踏み出すたびに心が重くなりました。
あるときはマスク、消毒液などの不足している物資を、またあるときは線量が高くて外で遊べないため小麦粉粘土や落書き帳、遊び道具などを、それから低線量地へ園外保育授業を行うためのバス代費用などもお送りしました。
また、支援は国内だけにとどまらず、海外在住の日本人の方々からも支援物資、支援金が寄せられ、ボランティア団体や他のプロジェトのご協力で南米の日本語学校の子供や学生約300人からの応援メッセージを福島の子供達のもとへお送りしたりもしました。
また、支援は国内だけにとどまらず、海外在住の日本人の方々からも支援物資、支援金が寄せられ、ボランティア団体や他のプロジェトのご協力で南米の日本語学校の子供や学生約300人からの応援メッセージを福島の子供達のもとへお送りしたりもしました。
また、プロジェクトを進めていくにあたっては保育士、税理士など各分野で専門知識をもった方々にもお力添えをいただきました。
そして、支援先からも毎回ありがたい感謝の言葉、子供達の喜んでいる写真やメッセージなどもたくさんいただきました。
そして、支援先からも毎回ありがたい感謝の言葉、子供達の喜んでいる写真やメッセージなどもたくさんいただきました。
こうした活動を重ねていくうちに、続けることで支援先への負担にならないか考えるようになったり、今後どんな支援活動が私たちにできるか悩むようになってきました。
「支援はお金やモノだけでなく1番は温かい心です。生きる力をもらった。」と支援先からお言葉をいただきました。この時ほどやってよかった、続けてよかったと思ったことはありません。
しかし、物や食料が足りない、人出が足りないといった緊急事態は脱し始めたと伺ったことがあります。そして、場所にも寄りますが、今でも東北復興を妨げている大きなの原因の1つは福島第一原発事故の影響。
これまでの支援と同様にどんな支援でも役に立つ、気持ちは伝わるなどと思い上がることはあってはなりません。いくつかのアイデアはあったものの、今後の支援活動の方法、方向に行き詰まりを感じ、長い時間かけてもその答えを見つけられませんでした。
そして、決断しました。
このプロジェクトを始めたときのように、一人一人が考え行動していく新たなスタートになるように、本プロジェクトを区切りにさせていただくことを。
プロジェクトのマスコットである「AHO」は「皆がそれぞれに違った個性をもち、愛し愛されながら自分らしく生きよう」という想いから生まれたものです。
被災地の子供達、支える大人たち、そして私たちも皆がそう生きていけるよう願ってやみません。
被災地の子供達、支える大人たち、そして私たちも皆がそう生きていけるよう願ってやみません。
皆さんが広げて下さった「ともだちの輪」に心から感謝致します。
そして、これからも被災地への想いを胸に、「ともだちAHOさんぽのわプロジェクト」を終了とさせていただきます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2015年3月11日 ともだちAHOさんぽのわプロジェクト
代表 AILINK , Kayon
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
また本プロジェクト終了を受けまして、
第3・4・5回支援先である福島県福島市そーりーぞ園の園長先生より
温かいお言葉を頂戴致しましたのでご紹介させていただきます。
第3・4・5回支援先である福島県福島市そーりーぞ園の園長先生より
温かいお言葉を頂戴致しましたのでご紹介させていただきます。
震災から現在まで被災地のために、また当園のためにとありがとうございました。
何かを始めるという事柄には言い表す事の出来ないパワーが必要な御苦労もたくさんあったことでしょうね。
でもその大変な御苦労のお陰といいますか私や子どもたちに
人として大切なことが心を通じ伝わりました。
数々のご支援物資を手に取り遊んだり、保育室やホールに飾られた看板や色紙アートを目にする度に私たちを支えてくださる方々へ感謝の気持ちと頑張ら
これから先もこのご縁と温かい気持ちを忘れることなく前に立ち向
ありがとうございました。
御身体を大事になさってください。
私は保育者として子どもたちに1番大切なことを教えられたことが嬉しくてたまりません。
そっりーぞっちへ愛をありがとうございました。